大阪日本ポルトガル協会会員各位
ポルトガルの武本様よりのセトゥーバルだよりを下記にお送り申し上げます。
蒐場明美 Akemi Nutaba
大阪日本ポルトガル協会
Eメール mailto:nutaba.akemi@inabata.com
ホームページ http://www.osaka-portugal.jp/
tel: 06-6267-6090
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8月というのに全国的にはまだ梅雨が明けない。
過去にこんな年があったのでしょうか?
インターネットで日本のニュースが瞬時に分かる時代になって便利になったものだ。
と思いますが、心配も一入(ひとしお)です。
暑中お見舞い、と同時に梅雨末期のお見舞い申し上げます。
入梅前にポルトガルに戻って来て、間もなく2ヶ月になろうとしています。
実は戻ってきた時には既に、我が家の南側の窓の下にある、セトゥーバル市の上水道タンクが工事中で、
我が家では水の出が悪くて苦労しています。
断水ではなく、一応出るのですが、針金ほどの細さで、そのままでは風呂の湯沸かし器は点火しないし、
洗濯機も動かない状態。
風呂は昨年から始めた我が家のエコソーラーシステム(5リットル入りのポリタンクを15本ベランダに並べるだけ)が功を奏していますし、
洗濯も工夫を凝らして風呂の残り水を使える様にしました。
夏だから風呂はエコソーラーで賄えますが、この工事が冬まで長引けば、さてどうなることやら。
その水道タンクには毎日10数人の労働者や技術者がやってきて働いています。
我が家の窓からその一部始終が窺えるのですが、そんなのを見ているだけで退屈しません。
朝の8時5分前には集合して、持ち場に散らばり、黙々と良く働くのには感心しています。
小回りの効く小さなブルドーザーを運転する人、コンクリートセメントを捏ねる人、鉄筋を運ぶ人、
機械室の屋根に防水シートを貼る人、タンクにペンキを塗る人など等。
タンクにペンキを塗っていると言うことは、もうそろそろ工事も終盤に差しかかっているのでしょうか。
早く水道が正常に出てくれないかななどと思いながらの、暑い夏を過しています。
夏が過ぎれば新型インフルエンザのパンデミックの心配もあります。
我が家では先日、今年の味噌を仕込みましたが、いつも麹の増殖用に蓋付きの発泡スチロールを使うのですが、その発泡スチロールにクラッカーやビスケットなど食料を備蓄することにしました。
取り越し苦労に終われば良いのですが。
さて今月の話は
旅先で見つけた「穴場食堂」MUZ
http://www.geocities.jp/muzvit2003/anabasyokudo.html
とサクランボの種で枕を作ったはなし
「サクランボの種枕」VIT
http://www.geocities.jp/takemotohitoshi/Travesseiro.html
です。
又、お時間のある時にでもアクセスしてみて下さい。
武本比登志/睦子