大阪日本ポルトガル協会会員各位
ポルトガルの武本様よりのセトゥーバルだよりを下記にお送り申し上げます。
蒐場明美 Akemi Nutaba
大阪日本ポルトガル協会
Eメール nutaba.akemi@inabata.com
ホームページ http://www.osaka-portugal.jp/
tel: 06-6267-6090
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私たちもワールドカップサッカーはほとんど欠かさずに観ていました。
残念ながら日本はパラグアイにPK戦の末、敗れてしまいました。でもここまで勝ち進んでくるとは!素晴らしかった!
昔、パラグアイを旅行中に耳にしたことがあります。
「高地にあるパラグアイと低地のウルグアイが試合をすると、パラグアイでは本拠地のパラグアイが、ウルグアイでは必ずウルグアイが勝利するので決着がつかない。」などと聞いたのを思い出します。
今回の試合会場は高地にありました。日本チームがいくら高地トレーニングをしたからと言って、元々高地で暮らすパラグアイチームに勝てる筈がありません。
でも予想を覆し互角に戦ったのです。立派でした。
同じ日、ポルトガルもスペインに1対0で破れ、敗退です。
日本チームも感動的な良い試合を見せてくれましたが、ポルトガル対スペインはスピード感のある試合展開で見応えがありました。
でも出来ることならポルトガルに勝たせてやりたかった。
終わった時のクリスチャーノ・ロナウドの無念な表情は印象的でした。
前回の目を赤くして泣いていた子供っぽいクリスチャーノに比べて、今回のクリスチャーノは確実に責任感のある立派な精悍な大人に、そしてポルトガルの国を背負っているという自負を感じました。
ワールドカップサッカーは未だベスト4を賭けた闘い、準決勝、決勝が残っていますが、今は私たちもそしてポルトガルの国中が、何だか終わってしまったかの様な、気の抜けた状態です。
我が家でも今朝、ポルトガル国旗を片付けました。
そうは言っても、明日からの試合も欠かさずに観戦することになるのでしょう。
日本では梅雨真っ只中、九州などでは降り始めからの雨量もかなりのものになっていると聞きます。
皆様のところは如何ですか?お見舞い申し上げます。
セトゥーバルはこのところかんかん照りの日が続いています。
そんな中、先日の日曜日、リスボンの日本大使館まで出掛け、参議院の在外投票を済ませてきました。
帰りにはモイタの露店市に立ち寄り、久しぶりにエントレメアーダで昼食、そして2キロのセレージャ(サクランボ)を買って帰りました。
さて、今回の話は水道タンクの空き地に住み着いた猫の家族
「空き地の住人たち」MUZ
http://www.geocities.jp/muzvit2003/akitino.html
と「リネンの花」VIT
http://www.geocities.jp/takemotohitoshi/Linho.html
です。
又、お暇な時にでもお読み頂ければさいわいです。
武本比登志/睦子