大阪日本ポルトガル協会会員各位
ポルトガルの武本様よりのセトゥーバルだよりを下記にお送り申し上げます。
蒐場明美 Akemi Nutaba
大阪日本ポルトガル協会
Eメール nutaba.akemi@inabata.com
ホームページ http://www.osaka-portugal.jp/
tel: 06-6267-6090
fax: 06-6267-6042
日本では入梅も早かったけれど、梅雨明けも早く被害もなくて良かったと思っていたら、大阪では未だ6月だというのに1週間も連続で熱帯夜。
しかもまだまだ余震も続いて、福島第一原発は相変わらずもたもた。政権政党民主ももたもた。
日本はどうなってしまうのでしょう。
季節が早く来てしまったのはセトゥーバルも同じで、ここから見えるトロイアのビーチは連日人出が多ぜいの様子。
昼間の太陽は我が家のベランダを容赦なく焦がします。
そんな中、セトゥーバルの水道工事が大規模に行われていて、街じゅうが埃っぽくて出かける気にもなれません。
でも、家に居ても重機の音などがうるさくてかないません。
工事の人たちは暑くていっそう大変そうですが、大声で笑いながら鼻歌まじりでやっています。
あちこちを同時進行でやるものだから我が家の前もなかなか終わりません。
でも新たなパイプを繋いだ途端、水の出が良くなって、お風呂が早く溜まるので助かります。
昨日は最終仕上げの石畳を張る工事に入っていよいよ今日は終わるかなと期待したにも拘らず、今日は誰も来ないで途中で放ったらかし。
11時半になれば工事人の一人が炭火焼係りとなり、魚を焼いたり、鶏を焼いたり、昼食時にはいっそう大声で笑いが絶えません。
ギリシャでは連日暴動。スペインでも大規模なデモ。そんなのを横目で見ていると、ポルトガルは何と良い国?なのだろう。などと思ってしまいます。
男前のペドロ・パッソ・コエーリョ新首相はこの国の舵取りをどの様にもっていくのでしょう?
我が家では、暑い7月8月はどこへも行かないでアトリエに閉じ籠って制作の予定。
8月のお盆過ぎにはちょこっとポルト方面へ出掛けるかもしれませんが...。
さて、今月のはなしはサクランボ祭り
「フンダオのセレージャ祭り」MUZ
http://www.geocities.jp/muzvit2003/fundao.html
と先日の旅日記「再度、エストレラへの旅」VIT
http://www.geocities.jp/takemotohitoshi/estrela.html
です。
その他、「ポルトガルの野の花」のサイトでは以前からのページにも新たな写真を加えていますし、
画像ブログ「ポルトガルのスケッチ」と「ポルトガルのコラージュスケッチ」は順調に毎日1点づつ更新しています。
では皆様、熱中症予防など怠りなく。
武本比登志/睦子