大阪日本ポルトガル協会会員各位
ポルトガルの武本様よりのセトゥーバルだよりを下記にお送り申し上げます。
蒐場明美 Akemi Nutaba
大阪日本ポルトガル協会
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ホームページ http://www.osaka-portugal.jp/
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8月の末から残暑の厳しい40日を日本で過ごし、ようやく涼しくなった大阪を離れ、10月5日にセトゥーバルに戻ってきた時にはまたしても全くの夏日。
早速アルガルヴェの海へ。
からからに乾いた夏日は10月24日まで続きましたが、25日からは一変、大雨と強風が3日間吹き荒れ各地に被害をもたらしたほど。
その時は世界中が荒れたらしく、イタリアでは洪水、タイでも洪水の被害。それは今なお続いています。
エストレラ山では早くも雪が降り積もりこんな事は今までになかったこと。
経済も大荒れ、ユーロは101円台まで下がりましたが、ポルトガルの経済相はどこ吹く風。
セトゥーバルの大型スーパーもメルカドも大勢の人で賑わい、ここでも今のところどこ吹く風。
只、町には「売り家」の張り紙の多さだけが目立ちます。
それなのに未だ建築ラッシュ。
そして、ATMの破壊窃盗、貴金属店やカフェへの強盗、電線窃盗など日常のニュース。
今後、いろいろな物の税金がうなぎ上りになるそうですが、私どもの生活もはてどうなることやら。
11月の声を聞いてようやく秋らしい気候。
昼間は未だ焼け付く太陽、でも朝晩はめっきり涼しくオイルヒーターと毛布を引っ張り出しました。
ポプラも黄色く色づき始め、この分ではアレンテージョの葡萄畑は紅葉が美しいかも知れません。
一昨日から冬時間に変り、1時間得をした感じと損をした感じの両方を味わっています。
以前はその前夜のニュースなどを見逃すと、半日くらい過ぎてから「何か変だ」と思って気付くこともありましたが、今はちゃんとパソコンが教えてくれるのでそんなこともなくなりました。
先週までは真っ暗な中、ベッドから這い出ていたのに、今は薄明るくなってからの目覚めです。
早起き鳥のメルローが盛んに歌っているのを聞きながら顔を洗うのは気持ちの良いもの。
さて今月はそのアルガルヴェのはなし
「アルブフェイラの10月」MUZ
http://www.geocities.jp/muzvit2003/alubufeira.html
と大学時代の作品の思い出
「舞台美術」VIT
http://www.geocities.jp/takemotohitoshi/butaibijyutu.html
です。
その他、「ポルトガルの野の花」ブログ「あっちこっちポルトガル」「YOUTUBEスライドショー」なども更新、或いは新たなページをアップしました。
画像ブログ「ポルトガル淡彩スケッチ」は順調に毎日1枚づつ更新し、ポルトガル196景に達しています。
また、お時間のある時にでもアクセスしてみて下さい。
武本比登志/睦子