大阪日本ポルトガル協会会員各位
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
ポルトガルの武本様よりのセトゥーバルだよりを下記にお送り申し上げます。
蒐場明美 Akemi Nutaba
大阪日本ポルトガル協会
Eメール nutaba.akemi@inabata.com
ホームページ http://www.osaka-portugal.jp/
tel: 06-6267-6090
fax: 06-6267-6042
新年、明けましておめでとうございます。
昨年のクリスマスは、このところ恒例、アルブフェイラのシーズンオフ格安リゾートホテルで過しました。
英語が飛び交い、殆どがイギリスからのリゾート客でしたが、朝食サロンでもTシャツ1枚に短パンといういでたち。寒くはないのでしょうか?
がっぽりと着込んで、逆に小さくなっているのは日本人の私たちとポルトガル人。
屋内プールもあるホテルでしたが、屋外のプールでも泳いでいる人もいましたし、海でも3人ばかりが泳いでいました。水は冷たい筈なのですが。
12月はそれほど天気が良かったのですが、クリスマス頃に出された週間予報では元旦の朝はどうやら雨。
でも日を追うごとに予報は好転。大晦日のカウントダウンでは満天の星空。
経済危機の煽りを受けて、花火大会は中止だろうな。と期待はしていなかったのですが、何とセトゥーバル側と対岸のトロイア側から同時に同じ花火が様々に次から次に100連発で、贅沢というか、お洒落というか、今までにも見たこともないような見事な花火を我が家から真正面に眺めることができました。勿論、シャンペンを空けて。
そして一夜明け、東の工場地帯の遥か地平線が一瞬、5分間程、真っ赤に染まりましたが、完全な形の初日の出にはならずに、厚い雲に覆われてしまいました。犬の遠吠え以外はクルマの音もなく全くの静寂。日本より9時間遅れ、そんな元旦の朝を迎えています。
私たちも早いもので、ポルトガルで22回目の新年を迎えました。
毎年、春には日本に帰って個展。リフレッシュして、又、ポルトガル。季節の良い内にスケッチ旅行。秋にはフランス旅行を兼ねてパリの展覧会に出品。このサイクルが心地好くて、いつの間にか長い年月が過ぎ去っていきました。
でも、その間にポルトガルは劇的な変化をし続けています。
そして私たちにはいまだに目をみはる新たな発見が、次から次へと訪れるのです。
このポルトガルという国にサウーデ(乾杯)の年明けです。
さて、2012年、最初のはなしは
「アデェガ・ヴェーリャ」VITと
http://www.geocities.jp/takemotohitoshi/adega_velho.html
「モンサラスのおじさんアカペラ合唱団」MUZ
http://www.geocities.jp/muzvit2003/ojisannakapera.html
です。
皆様にとっても、私たちにとっても2012年が良い年でありますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2012年元旦 武本比登志/睦子