2015/7/3 『第81回例会』
大阪日本ポルトガル協会第81回例会が7月3日(金)ウェスティンホテル大阪で開催されました。
今回の講師は、佐賀県小城市(おぎし)にあります羊羹の老舗「村岡総本舗」の村岡社長。
同氏は全国銘産菓子工業協同組合の理事長も務めており、食文化史や世界の菓子切手に造詣が深い方です。
ポルトガル人の渡来により南蛮菓子が日本に紹介され、大量の砂糖が輸入されました。
江戸時代の鎖国後も、長崎の出島に砂糖が荷揚げされ、佐賀、小倉と続く長崎街道を経て京・大坂、江戸などへ運ばれ、長崎街道はシュガーロードと呼ばれました。
講演のテーマは「肥前の菓子」。シュガーロードにあった肥前、現在の佐賀の砂糖文化に関する興味深いお話でした。
ゲストとして駐日ポルトガル大使館よりカルヴァーリョ参事官にもお越しいただき、乾杯のご挨拶を頂きました。
参加者は76名でした。
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