2017/06/30『第89回例会』
大阪日本ポルトガル協会第89回例会が6月30日(金)リーガロイヤルホテルで開催されました。
今回は、民族音楽に詳しい国立民族学博物館学術資源研究開発センター教授の寺田吉孝氏に「チャルメラ(楽器)の遥かな旅」と題してご講演いただきました。
“チャルメラ”はペルシャが起源のようでヨーロッパ、アジアへ普及し、16世紀にポルトガル人が日本に渡来した際に “シャラメラ”と呼んだことから日本では“チャルメラ”と発音するようになったそうです。
チャルメラの音色は「魂を鼓舞する」という特徴から、軍隊、葬儀、祝い事等で演奏されていましたが、残念ながら、現在では限られた地域だけで演奏されています。
世界の国で演奏されているチャルメラの様々な形態、また楽器としての仕組み等について、貴重な映像を交えてとても詳細に興味深いお話をしていただきました。
参加者は56名でした。
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